Ownersbook(オーナーズブック)の特徴とメリット・デメリットを徹底解説!

不動産投資系クラウドファンディングで広がる可能性

最近、さまざまな方法で不動産投資ができるようになってきました。

現物不動産投資はもちろん、REITを活用して個人でも大型不動産に投資できるようになっています。

そんな中で、注目を浴びているのが不動産投資系クラウドファンディング。

クラウドファンディングとは、事業主が幅広く企業や個人から資金調達を行うための仕組みです。

近年、不動産投資専用のクラウドファンディングサイトが複数登場するようになりました。

数ある不動産投資系クラウドファンディングの中でも、不動産に特化したサイトの一つがOwnersbook(オーナーズブック)です。

今回は、このOwnersbookの特徴やメリット・デメリットについてまとめてみました。

 

Ownersbook(オーナーズブック)の特徴

Ownersbookは、ロードスターキャピタル株式会社によって運営されている不動産に特化したクラウドファンディングサイト。

ロードスターキャピタル株式会社は、不動産の自己運用・仲介・コンサルティング等を行っている総合不動産会社なので、不動産界隈への高い情報力を有した会社でもあります。

会社自体は2012年に設立され、2014年からOwnersbookのサービスを開始しました。

OwnersBookという言葉には、個人(Owner)が気に入った案件を一冊の本(Book)のようにして仲間と共有することにより、投資という目的だけではなく、情報を共有し、知識を共有し、経験を共有するという意味合いが込められているのだそう。

2017年の9月には東証マザーズに上場を果たし、上場会社による運営という意味で安定感があるサービスとなっています。

運営元のロードスターキャピタル株式会社は、資運用業・第二種金融商品取引業・投資助言・代理業や宅地建物取引業、総合不動産投資顧問業といった不動産に関連する登録がされている団体。

そうした信頼のもとに、小口での不動産投資を可能とする仕組みを運営しているのです。

ロードスターキャピタル株式会社では、不動産投資業務に携わってきたいわゆる不動産のプロが案件を精査しています。

OwnersBookの貸付型案件は全案件不動産担保付きで、利回りはおよそ2.0%〜6.0%。

担保のない案件がないので、完全に投資家たちの投資価値がゼロになることはありません。

Ownersbookに掲載されている案件は、ロードスターキャピタル株式会社が投資している案件と同様の基準で選定されています。

取扱物件は主に流動性が高い東京エリアの不動産が中心。

ソーシャルレンディングということもあり、Ownersbookを通じて投資する投資家は年齢的にも若年層が多く、20代・30代でおよそ半数を占めています。

累計投資額も分散投資の一環として活用している人が多いことから、100万円以下の投資額の投資家がおよそ82%ほど。

 

Ownersbook(オーナーズブック)の利用案内

 

仮会員登録

まずは、仮会員登録を行います。仮会員になるためには、メールアドレスを登録するだけで完了します。

FacebookやYahoo! IDを持っている人であれば、ワンクリックで連携申請することが可能です。

登録したメールアドレスに、すぐに仮登録完了メールが送信されます。そこに記載されたURLをクリックして必要事項を入力するだけで本会員登録が完了します。

 

投資家登録&口座開設

会員登録が済むと、マイページにログインできるようになります。

ログイン後に、トップページの「投資家申請」をクリックすると、投資家申請画面に移動します。必要事項を入力し、本人確認資料を提出すると投資家登録への審査へと入ります。

提出された投資家情報をもとに、投資家審査が行われます。

審査通過後、登録した住所へ本人所在確認のための簡易書留のはがきが郵送されるので、簡易書留のはがきを受領し、その確認が取れ次第、投資家登録の手続きは完了します。

投資家登録の際に必要となる資格は、ほとんどありません。

20歳以上75歳未満であれば誰でも口座開設可能で、75才以上の人でもOwnersbookの審査に通過すれば、口座開設することができます。

 

入金手続き(投資用資金の入金)

投資家登録の手続きが完了すれば、指定口座に振込が可能となります。

自分専用の振込口座情報は、投資家登録完了時のお知らせメール、またはログイン後の「入金する」で確認できます。

入金手続きを終了すれば、いつでも案件に投資できるようになります。

あとは投資したい案件を見つけて投資するだけです。案件への投資方法は以下のような手順となります。

 

投資したい案件を見つける

まずは投資したい案件を見つけましょう。案件には、それぞれ事業内容や集めたい資金の額などが提示されています。

Ownersbookでは。参考として似たような案件の事例なども載っています。

ちなみに、投資できる案件は募集中になっているもののみとなります。

 

投資申し込み

投資案件が決まったら投資申し込みを行います。

募集されている間はいつでも申し込みができますが、投資額が満額となると申し込みが終了してしまうので、投資したい案件が出てきたら早めに申し込みましょう。

投資申し込みを決定した場合は、案件詳細画面に移行します。出資は口数での申し込みとなっており、1口単位で購入することになります。

まずは出資したい口数を入力して「投資案件に申し込む」ボタンを押します。投資したい案件に出資するとき、特別な場合を除いて販売手数料は必要ありません。

「投資案件に申し込む」ボタンを押した後は申込内容確認画面へと移ります。申し込み金額などの確認とともに、匿名組合契約書約款と重要事項説明書を確認してチェックします。

最後に支払いパスワードを入力し、「この内容で申し込む」ボタンをクリックすると申し込み完了画面に移行します。正常に申し込みが完了していれば、完了した旨が登録したメールアドレスの方にも届くようになっています。

ちなみに、案件で投入した資金を戻すことはできませんが、募集期間中で資金調達が満額まで至っていない場合は追加で出資することもできます。(ただし、投資金額の上限まで)

投資した案件の募集総額が予定総額に到達すると、当初予定されていた期日までに投資実行となります。投資した投資家には、案件が成立した旨が通知されます。

案件への応募時投資家から投じられた投資資金は、投資実行によって初めて個別の案件に資金移動されます。その後は、案件の予定された計画に従って、元本および配当等の支払いがなされます。直接的に各投資家の投資口座あてに入金されることになります。

 

Ownersbook(オーナーズブック)を利用するメリット

1万円からの少額投資が可能

少額からの投資ができるので、資金が少ない個人投資家でも容易に不動産投資が可能です。手軽に投資ができるほか、少額での投資が可能=複数の案件に投資ができるということでもあります。

複数の案件に同時に投資しながら、買い増ししたり、撤退したりを判断することもできるのです。

 

高い利回りの案件が多い

定期預金や国債などの運用利回りを考えると、利回りが高いのが魅力です。

また、株式投資とは異なり、比較的安定的に運用ができます。

 

運用の手間がかからない

投資を実行した後は、投資家自身で行うことはほとんどありません。

運用の手間をかけずに、投資案件の選定などに注力することができます。

 

独自のSNSで情報交換ができる

Ownersbook独自のサービスとして会員同士が交流できる会員限定のSNSがあります。

会員同士で友達申請をしたり、情報のやりとりが気軽にできます。

 

スマホで会員登録〜投資申し込みまでできる

Ownersbookの場合、スマホがあれば会員登録から投資申し込み、利益の入金や出金まで行えます。

専用のスマホアプリからいつでもどこでも、スキマ時間を使って投資申し込み等が可能です。事業内容はリスク分析で視覚的に確認できるので直感的に不動産投資ができるでしょう。

 

Ownersbook(オーナーズブック)のデメリット

元本保証がない

他の投資でも同様ですが、元本保証は一切ありません。

貸付先が債務不履行(デフォルト)となった場合等は、元本が目減りする可能性があります。

 

解約ができない

一度投資を実行すると、運用期間が終了するまで解約はできません。

現金に換えることはできないので、投資案件の選定には十分注意する必要があります。

 

一部案件では情報の開示が限定的

一部の案件では、投資家に対して貸付先や担保不動産の情報開示が限定的です。

匿名組合出資で資金を募り、貸金業法に基づき貸付を行うOwnersBookの貸付型案件においては、担保不動産のみならず借入人(債務者)に関わる情報を非開示とするよう行政から指導を受けているためです。

OwnersBook以外のソーシャルレンディングでも情報開示は限定的になっています。それゆえ、投資の判断材料が少ないので、初心者には案件選定が難しいと言われています。

 

Ownersbook(オーナーズブック)を介した投資の注意点

Ownersbookは、不動産のプロが案件を精査してくれていますが、いくつか注意すべき点もあります。

 

運用期間はあくまで「予定」である

例えば、投資案件に記されている運用期間は運用予定期間と記されています。

つまり、あくまでも予定だということです。投資案件の事業進捗によっては早期に返済が行われたり、返済が遅れる可能性があります。

 

資金移動に手数料がかかる

基本的に出資金以外にまとまった資金が必要となる場面はありません。

しかし、Ownersbookに入金する際と資金をOwnersbookから自分の口座に引き戻す場合、入金・出金の手数料がかかります。

1回につき300円(税抜)かかるので、資金移動をする際には注意が必要です。

 

「先着方式」と「抽選方式」がある

Ownersbookの投資案件の場合、一般的には「先着方式」という募集方法がとられます。

名前の通り、案件の募集が開始されてからいち早く出資の申し込みをした人から資金を入金できるシステム。

それゆえに「先着方式」の場合、早い段階で大口の出資が決まってしまうと、その後から出資ができなくなるケースが起こり得ます。

これに対して「抽選方式」の場合は申し込みをした投資家の中から抽選で出資者を選定することになります。

抽選方式の募集期間中は誰でも抽選に申し込むことが可能なので、「申し込んだのが早かったから」といって出資できるとは限りません。

抽選方式の申し込み方法は上記の先着方式とほぼ同じです。

違いと言えば、募集金額を超えていても抽選方式の場合は募集期間中申し込みをすることができます。募集期間が終わると抽選が行われて、当選・落選について1営業日以内を目途にメールにて連絡があることくらいでしょう。

当選した場合は、先着方式と同様に投資実行の手順に移行します。

 

利益から源泉徴収が取られる

匿名組合の利益の分配を行う際に20.42%の源泉徴収が取られるため、手元に入る利益が源泉徴収分少なくなります。

もし給与所得が20.42%以下である場合は、確定申告をすることで税金の一部を取り戻すことが可能です。配当金については雑所得扱いとなるので、必要な人は確定申告をする必要性があります。

 

投資案件からの配当などはそれぞれの事案による

投資案件の中には、配当金を受け取れるものもありますが、配当のタイミングや投資案件によって異なります。

四半期毎の配当、もしくは償還時一括配当が一般的です。

 

Ownersbook(オーナーズブック)の情報まとめ

数あるソーシャルレンディングサービスの中でも、不動産に特化したOwnersbook。

他のソーシャルレンディングサービスでは少ない優待付きファンドやエクイティ型の投資案件などを扱っていたりします。

2019年10月からは海外のエクイティ型案件も扱うようになりました。

海外不動産にも気軽に投資できるとあって、今後も革新的なサービスや投資案件が出てくる期待がもてるサービスです。

何より1万円から不動産に投資できるとあって、不動産に興味がある若年層からも支持されています。

しかし、人気のあまり案件が出ると数分で募集が終了してしまったり、申し込みが殺到してサーバーが落ちてしまうといった障害も報告されているので、利用の際には注意しましょう。

メリット・デメリットを理解しつつ、不動産投資の一つの選択肢として検討してみてはいかがでしょうか。

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