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コラム

インターネットが発達した現在、知りたいことは何でも簡単に知ることができます。そのため賃貸経営に関してもわざわざセミナーに出向いて、話を聞く必要なんてないと考えられる方も多いです。

しかしネットは誰でも気軽に情報を発信できるという一方で、誤った情報で溢れているという側面もあります。またセミナーへの参加は単に知識を得られるばかりでなく、様々な副効果があります。そのため賃貸経営をお考えであれば、賃貸管理セミナーに参加するべきです。その理由として以下の5点が挙げられます。

 

⑴不動産投資・管理のノウハウを知ることができる

賃貸管理セミナーに参加すると、不動産投資や賃貸管理経営についてのノウハウを学ぶことができます。多くの不動産投資会社では、無料でセミナーを開催しています。実績のある会社であれば、実際の経営に至るまで過去のデータやケースなどを元に具体的に教えてもらうことができます。

講師が目の前におり、多くのセミナーでは質疑応答の時間が設けられているので、疑問があってもその場ですぐに回答を得ることができます。不動産投資は投資額が高いため、資金面での不安も大きいですが、セミナーに参加すれば金銭的な問題についての不安も解消することができます。

またセミナー終了後に、希望者にのみ個別の相談会を設けていることもあります。

 

⑵どんな投資先があるのかを知ることができる

賃貸管理を行うためにはまず投資用不動産物件の購入を行う必要があります。

区分所有マンション1室から購入し、人に貸したいという希望を持っている人でも、不動産投資セミナーに参加することで、一棟アパートや戸建、築古物件、リゾート物件、海外不動産という投資先のメリット・デメリットも知ることができます。1つの投資先で考えるのではなく、複数の選択肢を視野に入れ、投資の目的や将来の展望、現在の資産状況などを総合的に踏まえ、どの投資先に投資すべきなのか総合的に考えていくことができます。こうすることで本当に自分にあった投資先を見つけることができます。最初からこのタイプの物件に投資すると決めるのではなく、まずは複数の投資先について知ることが大切です。

また投資には不動産以外にも、株式や金への投資もあります。セミナーではそうした不動産投資以外の投資についても学ぶことができるので、本当に不動産投資で良いのかといった根本も見直すきっかけになります。

 

⑶最新情報を知ることができる

驚くべき速さで時代は流れており、それは不動産業界においても例外ではありません。過去にスタンダードであった投資法も現在では時代遅れになっていることも多いです。特に少子高齢社会の日本では、今後の時代の流れを見据えて投資する必要があります。セミナーではリアルタイムの情報や今の不動産業界の流れを知ることができます。

不動産投資にもトレンドがあります。不動産業界の知識に関しては本でも勉強できますが、トレンドは本では勉強できません。時代の先を読む力をセミナーでは養うことができます。

 

⑷オーナー・講師との横の繋がりができる

セミナーの参加者は大きく分けて、現在不動産管理を行なっている賃貸オーナーと不動産投資に興味はあるがまだ投資は行なっていない人、不動産会社で働く人の3種類です。

セミナーにもよりますが、セミナーの後には懇親会(二次会)が開かれることも多く、そこで様々な人と触れ合うことができます。

FacebookやTwitterとのソーシャルメディアで連携することで、情報を流しあうこともできるので、人脈を作る上でもセミナーへの参加は有益です。

 

⑸モチベーションを保つことができる

不動産投資をしよう、賃貸管理で食べていこうと、決めた時の気持ちをずっと維持していくことは大変です。やっぱり辞めようかな、だんだん面倒臭くなってきた・・と感じるのが、人間です。特に奥さんをはじめとした家族からの賛成がなければ、行動に移すこともなく諦めてしまうという方も多いのではないでしょうか?セミナーに参加することで、同様の考えや気持ちを持った人と知り合うことができるので、モチベーションを保ちやすくなります。

自分の心の中だけでやりたい気持ちやリスク、不安と向き合うことは大変です。しかし同じ志を持つ人と話をしたり、気持ちを声に出してみることで、本当にやりたいのかどうかまで含めて自分自身と会話をすることができます。

 

不動産業界で働く人のためのセミナーもある

賃貸管理セミナーは決して、不動産投資に興味のある人向けの物だけではなく、不動産業界でルームアドバイザーとして働く人のために、賃貸経営アドバイザーを養成するセミナーもあります。新入社員のような初心者向けのセミナーから、現場ですぐに活かせる実践型のスキルアップ研修まで様々あり、なんとセミナーによっては一般の人の参加もオッケーです。

初心者向けのセミナーでは、業界用語や単位の知識から実務のいろは、賃貸経営の目的、賃貸管理とプロパティマネジメント(PM)の基礎などをしっかり学ぶことができます。

不動産経営を考えているなら知っておいた方が良いことばかりなので、一般の方も参加すべき内容です。

また賃貸管理を委託するのではなくご自身でやりたいとお考えであれば、賃貸管理業務のいろはも学ぶ必要があります。

入居者の困りごと・クレームの解決が何より重要で、どのように応対し、解決まで結びつけていくのか実例などを踏まえて学んでいくことができます。

また賃料査定についてのルールを学ぶこともでき、誰でも適正な賃料査定ができる仕組みを作ることができるようにもなります。

賃貸管理にはファイナンスについての知識も必要ですが、収益分析の仕方、指標など実務的なファイナンスも学ぶことができます。

不動産業界者向けのセミナーは、不動産会社を通して投資・経営を行う人であれば、参加する必要性は低いです。もちろん知識は豊富な方が良いので、参加できるのであれば参加した方がいいですが、セミナーで学ぶ内容は不動産会社のスタッフから聞くことができるので、無理に参加する必要はありません。しかし自分で賃貸管理を行いたいとお考えであれば、絶対に参加すべきです。建物のメンテナンスや入居者への対応の仕方など、手探りで行うことは不可能です。どのようにクレーマーを見分け、トラブルをどのように解決するのか、建物の劣化とそれにより起こりうるトラブルへの対応など、知らなければいけないことは山積みです。

不動産業界者向けセミナーは通常単発ではなく、講義になっており何回か受けなくてはいけません。また受講料も必要になり、その費用も決して安くはありません。しかしランクアップをしたい、不動産業界の営業マンと対等に話ができるようになりたい、自主管理をしたいとお考えであれば、参加してみてください。お金を払う価値があることだけは確かです。

 

セミナーの内容は多種多様

賃貸管理セミナーと一口に言えど、セミナーの内容はバラエティに富んでいます。「賃貸管理 セミナー」とGoogle検索しただけでも、かなりの数がヒットするので、どれに参加すればいいのかと悩むことも多いかもしれません。

初めての参加であれば、初心者向けの会に参加しましょう。未経験者大歓迎と書かれた会や基礎を学べる会に参加し、まずセミナーがどのような会なのかを知ることから初めてみるといいかもしれません。経験者向けやある程度知識を持った人向けの会に、最初から参加してしまうと業界用語の連発などにより内容についていけなくなってしまうことがあるので、業界用語の意味を一つ一つ説明してもらえる会が良いでしょう。

賃貸管理に主眼を置いたセミナーであれば、賃貸物件を「自主管理」するメリット・デメリットというセミナーもあります。

このセミナーでは賃貸管理を業者に委託したケースと自分で管理したケースを比較し、どちらにどのようなメリット・デメリットがあるのか学ぶことができます。また最近では、オフィス・ホテルへの不動産投資にも注目が集まっており、こうしたセミナーにも人気が集まっています。

セミナーにはその他、働く女性向け、主婦向けのものもあります。賃貸経営は男性のみならず、女性でも挑戦できるものになっています。

 

賃貸管理セミナーにはデメリットもあり

賃貸管理のセミナーにはメリットだけではなく、デメリットもあります。

デメリットとして考えられるのは下記の2点です。

 

⑴知識習得型の有料セミナー

多くの不動産投資会社では無料でセミナーを実施しており、セミナーの参加時には実際にどんな物件があるのかといった投資用物件の紹介もあります。

しかし知識習得型のセミナーには、物件の紹介がありません。あくまで知識を学ぶことを目的になっており、勧誘目的ではないのでどんな投資用物件を取り扱っているのかといった具体的な話にはなりません。そのため知識習得型セミナーでは、受講料を得るこ必要があります。

有料ということが一つのデメリットではありますが、支払った対価として知識を得ることができるので、一概にデメリットとも言えません。

逆に言えば勧誘がないので、一番安心して参加できるセミナーです。

 

⑵不動産投資物件紹介型セミナー

セミナーの中には講師が勧める物件を購入してもらうことを目的にしたセミナーがあります。

セミナーの内容が案内と変わっていたり、興味がない物件をしつこく紹介され、営業されるだけのセミナーがあります。

酷いケースではセミナーで物件を購入させるために、誤った知識や講師の主観のみで話を進めていくことがあるので、おかしいと感じたらセミナーを退席するというのも手です。

また最近ではネットが発達しているので、セミナー参加前に講師のことや主催会社のことを調べると、参加しても良いセミナーかどうかが良く分かります。悪徳セミナーには口コミでの被害報告が集まっているので、そうしたセミナーはどんなに条件が良かったり、人から誘われても参加すべきではありません。

 

⑶一般参加者を装い、セミナーに詐欺師が紛れ込んでいることも

残念ながらセミナーには、一般の人に紛れ込んで詐欺師が入り込んでいることがあります。うまい話を持ちかけてきたり、他の参加者とは少し違う参加者には注意が必要です。詐欺師は強引でしつこいという特徴もあります。やたらと強引に話かけてきたり、うまい話を持ちかけ連絡先を聞こうとされたら注意する必要があります。またセミナーの主催者にその参加者のことを聞いてみてもいいかもしれません。悪徳業者だと分かれば出禁になり、他のセミナー参加者を守ることにも繋がります。

 

メリット・デメリットを総合的に比較しても、セミナーへの参加はメリットの方が大きいです。一方セミナーで知り合う人には簡単に心を許すのではなく、本当に信頼してもいい相手なのかを見極める目を養う必要があります。人生に置いてプラスになる出会い、普段巡り会うことのできないレベルの人と知り合うチャンスなどセミナーでの出会いは上手くいけば、人生を好転させるものにもなります。そしてデメリットを承知し、注意した上で、セミナーを選べばセミナー選びに失敗することもありません。

まずは参加ボタンを教えてみること。そこから始めてみてはいかがでしょうか?