不動産投資、なぜ”やめとけ”と言われるのか?

不動産投資、”やめとけ”と言われる理由

不動産投資の話が上がると、よく「やめとけ」と言われたりします。

実際に言われたことがある、という人も多いのではないでしょうか?

特に結婚相手や家族などからは、「やめとけ(頼むからやめてくれ)と言われがちです。

とはいえ、不動産投資へチャレンジすることを考える人にとっては、鵜呑みにはできない言葉です。

一方で「本当に彼らの言う通りなのでは?」と、思っていしまう部分でしょう。

本記事では、なぜ不動産投資は「やめとけ」と言われるのか、そして「やめるべきなのか、それともやるべきなのか」という点について解説します。

 

なぜ「不動産投資はやめとけ」と言われるのは、デメリットを見ているから

「不動産投資はやめとけ」と言う人は、「不動産投資のデメリットを見ているから」です。

というと、「本当はいいものなのに分かっていない」というように聞こえるかもしれませんが、そうではありません。

確かに、不動産投資で、大きなメリットを獲得するチャンスはあります。

しかし一方で、「やめとけ」とも言いたくなるような、大きなデメリットがあるのです。

 

純粋に難しい

根本的に不動産投資は、いろんな意味で難しいから「やめとけ」と言われがちです。

中には、「株やFXなんかよりもはるかに難しい」とさえ言われることもあります。

実際、不動産投資は簡単なものではありません。

不動産投資をやるためには、さまざまな知識が必要です。

住宅や土地のことはもちろん、法律や税制についても、深い理解が求められます。

さらに人脈や交渉術、情報収集能力と、必要なものを挙げればキリがありません。

ただ、こういったものを最初からバランスよく備えているという人は、ほとんどいないでしょう。

よって「難しいんだから、やめとけ」と言われるわけです。

 

負債を背負って、地獄のような状態に陥るかもしれない

不動産投資における最悪のシナリオは、「負債で人生が台無しになる」ということです。

要するに、借金だらけになる、ということですね。

実際、不動産投資で儲かるどころか、負債を背負って「地獄」へ落ちるようなケースは多々あります。

「地獄」という言葉をわざわざ使うのは、本当に「地獄だ」という表現で自身の投資歴を振り返る人が多いからです。

たとえば、

・入居者がまったく見つけられない中月30万円のローン返済による出費だけが100歳まで続く

・収益化できず不動産を手放そうにも、「相場より2,000万円も高い値段」で買わされており、売却したくてもできない

・2億円を借りたが賃料を受け取れず、次月から延々と月額100万円の返済が始まるetc…

というように、「地獄」としか言いようのないケースへ陥ることがないわけではないのです。

逆にあなたが、「FXで、一夜にして2,000万円の負債をこうむるという『地獄』がある」と知っていたとしましょう。

そのうえで結婚相手が「銀行から金を借りてFXで勝負したい!」と言い出したら、「やめとけ!」と言うはずです。

ついでに「バカなことを言うな」「ふざけるな」、というフレーズもついて回るかもしれません。

不動産投資に対して「やめとけ」と言われるのも、まったく同じ理屈です。

 

想像しているよりも儲からず、失敗する

もう少しマイルドなパターンだと、「想像していたよりも家賃収入が少ない」「ちょっとだけ赤字になる」というケースもあります。

このことを連想している場合も、「やめとけ」と言われがち。

この場合は「想像しているほどたくさん稼げるわけじゃないんだよ」というニュアンスで言っています。

不動産投資を始めたからといって、いきなり月十数万円も稼げるわけではありません。

むしろ、月2,3万円でも黒字になれば大成功、赤字ではない時点で及第点という世界です。

ただし、5年後10年後と順調に成長していけば、大きな収益を得られる可能性もあります。

「やめとけ」という人は、この点を度外視しているかもしれません。

 

悪質な不動産会社への警戒心

また、悪質な不動産会社への警戒心も、「やめとけ」と言いたくさせるのでしょう。

一部の不動産会社は、顧客に対して不利な条件で不動産を売ろうとします。

たとえば、

・利回りから消費税などを控除して表示して、あたかも儲かるように見せかける

・本来必要のない設備費を上乗せする

・現実的ではなシミュレーションを提示して、「将来的には安泰」とアピールしてくる

・固定資産税や管理費などを、計算から省いてしまうetc…

というような形で、「買うべきでない不動産」を買わせようとするわけです。

そしてそういった話は、今やWebサイトやYouTube、ブログなどでいくらでも耳に入ります。

中には匿名で、「サラリーマンはカモです」と暴露する現役営業マンのコメントも。

というようなことから、「やめとけ」という人は、悪質な不動産会社に対して強い警戒心を持っているケースがあるわけです。

 

想定すべきリスクが多すぎる

不動産投資を少しでも詳しく知っている人は、「いろんなリスクがあるから、やめとけ」と言います。

不動産には、一般的に以下のようなリスクが存在します。

・お金を借りることで生まれる「借入のリスク」

・家賃が支払ってもらえない「滞納のリスク」

・地震、台風などによる「災害のリスク」

・不動産を保持するためにかかる「修繕のリスク」

・将来的に家賃が安くなる「家賃低下のリスク」

・ローン金利が変動して高くなってしまう「金利のリスク」etc…

というように、不動産投資には、さまざまなリスクが想定されるわけです。

不動産投資をするなら、上記すべてについてリスクヘッジする必要があります。

しかし初心者が「すべてをリスクヘッジできる」とは、やはり考えづらいもの。

となると、「やめとけ」と言われるのはとても自然なことでしょう。

 

「不動産投資はやめとけ」と言われても、やるメリットとは?

とはいえ、不動産投資にさまざまなメリットがあるのも、また事実です。

もちろん、「やめとけ」と言う人たちが懸念する事態を避ける必要はあります。

一方で、成功すれば、知ってのとおり以下のようなメリットが得られるでしょう。

・安定した収入を作れる

・家賃収入が得られる

・生命保険の代わりとなる

・節税できる

こういったメリットが得られるのは、不動産投資ならでは。

正しい戦略を取れば、上記すべて達成することが可能です。

 

「不動産投資はやめとけ」と言われたら、やめるべきか?

「やろうかな?」と思っているときに「やめとけ」と言われると、また「やるかやらないか」というふうに葛藤してしまうことでしょう。

やっていいのか悪いのか、わからなくなってしまいますよね。

下記では、「不動産投資はやめとけ」と言われて「やめたほうがいい人」、「やったほうがいい人」の特徴について解説します。

 

不動産投資をやめておいたほうがいい人とは?

まずは「やめとけ」と言われて、本当にやめておいたほうがいい人の特徴をおさえておきましょう。

経済力が低い

残念ながら、一定以上の経済力がない場合に不動産投資はすすめられません。

具体的には、

・安定して年収が500万円を超えている

・自己資金が1,000万円ほどある

という両方の条件を満たしていないなら、やめておいたほうがよいでしょう。

ちなみに年収1,000万円だったとしても、自己資金がなければNGです。

そもそも上記の条件をクリアしていないと、「融資さえ受けられない」というケースが大半。

「やめとけ」という忠告は、素直に聞き入れるべきでしょう。

不動産に対する熱意を持っていない

また、不動産について熱意を持っていないなら、やめたほうがよいでしょう。

「熱意」とは、一言で言えば、

・不動産に関する知識を、際限なく集める気概がある

・法律や税制について、徹底してリサーチするつもりがあるか

・休日の大半をつぶしても、実地調査するつもりでいる

・不動産そのものに魅力を感じる

・人の話だけではなく、徹底的に自分の目で判断する

というようなことです。

たとえば「知識を集めるのが面倒だし、法律や税制も勉強したくない」というように思うなら、やめておいたほうがよいでしょう。

すぐに稼げる、稼ぎたいと思っている人

いますぐに稼げる、あるいは稼ぎたいと思うなら、不動産投資に手をつけるべきではありません。

不動産投資は、「やり始めてすぐに稼げる」というものではなく、いわゆる「即金性」という部分では、かなり劣ります。

そして「すぐに稼ぎたい」となると、どうしてもハイリスクハイリターンな、上級者向けの投資スタイルを取らなければいけません。

つまり初心者なのに、上級者の戦い方を強いられるわけです。

そして、上級者でも失敗することがあるのだから、初心者は高い確率でとんでもない負債を抱えることとなります。

つまり「初心者だけど即金性目当てでえ不動産投資をやる」というのは、自ら巨額の負債を取りに行くようなものです。

幸運にも、始める前から「やめとけ」と言われているならやめておきましょう。

 

不動産投資をやったほうがいい人とは?

一方で、以下のような特徴があるならば、「やめとけ」と言われてもやってみる価値はあるでしょう。

経済力が高い

当たり前ですが、経済力は絶対に必要です。

具体的には、

・年収が500万円以上で、なおかつ安定している(歩合で400万円台になる等はNG)

・1,000万円ほどの資金を持っている

というところをクリアできていれば、最低限の経済力はあると言えるでしょう。

ただし、投資対象によっては、より高い経済力が必要なケースもあります。

逆に、年収が400万円代だと、「どうあがいてもダメ」とさえ言われています。

社会的信用度が高い

社会的な信用度が高いというのも、大きなポイントとなります。

具体的には、

・職業が公務員である

・大企業で働いている

・勤続年数が長く、退職は考えづらい

・年収が高い

といったことの総合評価が、「社会的な信用度」です。

要するに「安定していて、なおかつ給与水準が高い」のであれば、融資が受けやすくなります。

選択肢も多くなり、投資において基本的な立ち回りもできるはずです。

また、負債を背負って撤退することになっても、ある程度やり直しは効くでしょう。

よほどいい加減なことをしない限り、先ほど言ったような「地獄へ落とされる」ケースは少ないはずです。

不動産に対して興味関心が強い

精神的な面で言えば、「不動産に対する興味関心が強い」というのもポイント。

先ほども触れたように、不動産投資をするには、不動産関係の豊富な知識や経験が求められます。

知識を増やす・経験を積むというのは、不動産には興味関心がなく、「ただ稼ぎたい」という人には苦痛な作業です。

一方で、不動産に対して「奥深さ」や「面白さ」を感じていて、興味関心が持てるならそうではありません。

ある意味での充実感や、やりがいを感じながら、不動産投資家として成長してゆけるでしょう。

コツコツ努力できる

コツコツ努力できる人は、不動産投資に向いています。

なぜなら不動産投資は、小さな努力の積み重ねが重要なものだから。

先ほども触れたように、簡単に月何十万円の家賃収入を得られるだとか、イージーな世界ではありません。

地道なリサーチや学習、交渉などを経て、ようやく月何万円という黒字が生まれます。

それを繰り返して、まとまった家賃収入へと育て上げるのが、不動産投資のセオリーです。

つまり、成果が出るまでコツコツ努力できるという人は、不動産投資に向いているというわけですね。

 

不動産投資はなぜ”やめとけ”と言われるのかまとめ

不動産投資に対して「やめとけ」と言われる理由は、さまざま存在します。

そしてその理由は、的外れな場合もあれば、至極真っ当だったりもするわけです。

経済力や知識、不動産への熱意がない人は、「やめとけ」と言われた時点でやめておきましょう。

間違っても「俺に成功されるのがイヤなんだな」、などと捉えてはいけません。

一方で、不動産投資ができるだけの適性を持っている場合、「やめとけ」と言われたとしても、「やってよい」でしょう。

適性を持っていれば、「確実に稼げる」とは言えないまでも、少なくとも勝負にはなるでしょう。

そしてよほどのことがない限りは、大失敗もしづらいはずです。

自分自身のことをよく理解して、不動産投資について判断することが大切です。

 

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