リンプル(Rimple)のメリット・デメリットを徹底解説!

不動産投資もクラウドファンディングで始める時代

最近は、不動産投資にもさまざまなタイプが登場してきました。

ひと昔前であれば、いわゆる資産家だけにしか回らなかった情報も、ネット上で手軽に収集できるようになりましたね。

特に自己資金が少ない投資家でも、融資や担保を必要とせずにできる開始できる不動産投資として、クラウドファンディングが注目されています。

今回は、そうした不動産投資系クラウドファンディングの中の1つ、リンプル(Rimple)の特徴やメリット・デメリットについてまとめてみました。

 

リンプル(Rimple)の特徴

リンプルは、プロパティーエージェント株式会社が運営する不動産投資型のクラウドファンディングサービス。

2020年2月からサービスを開始したリンプルは、不動産投資型クラウドファンディングの中では新規サービスの部類ですが、すでに4件の投資対象が公開されています。

投資は片手でやる時代」をテーマに、スマホやPCから簡単に投資できるサービスを展開しており、運営するプロパティーエージェント株式会社は、東証一部上場企業です。

クラウドファンディングは、投資案件を実行する企業や、事業主と投資家をつなぐ仲介企業の倒産リスクなどがつきもの。

しかし、リンプルは東証一部上場企業による投資案件の選定保証などがあるサービスのため、リスクが少ない点で注目されています。

 

リンプル(Rimple)の始め方

まずは、WEBサイトの「会員登録」から会員登録を行います。

同時に投資家情報の登録に移るので、名前や現住所がわかる本人確認書類を用意しましょう。(現在、リンプルでは法人の登録はできません。

会員登録の際に注意が必要なのは、本人確認書類の提出についてです。

2020年4月1日の「犯罪による収益の移転防止に関する法律施行規則」が改正されたことに伴い、会員登録の際の本人確認書類が2点必要となります。

本人確認書類としてまず有効なのは、現住所と一致している以下の書類のうち2点です。いずれのものも有効期限内のものになります。

(A)運転免許証
(B)パスポート(パスポートは裏面に住所欄を提出)
(C)マイナンバー(個人番号)カード
(D)健康保険証
(E)在留カード/特別永住者証明書

上記の本人確認書類のうち、2点を持ち合わせていない場合は、本人確認書類1点と補完書類を1点提出します。

保管書類として認められるのは以下のものになります。

(a)社会保険の領収書
(b)国税または地方税の納税通知書
(c) 公共料金領収書
  (固定電話、電力会社、水道、ガス、NHK)

いずれも発行後、6か月以内のもの・本人名義のものに限ります。

公共料金は請求書、通知書は不可になるので注意しましょう。

必要事項をネット上で入力すると、事務局側の本人確認審査に移ります。

審査が完了したら、専用ページに初回ログイン時のために必要な認証コードを記載した本人確認ハガキが送付されるのを待ちましょう。

認証コードの入力をもって、リンプル(Rimple)でのサービスが利用可能となります。

本人確認審査に通過していない場合や、プロフィール情報の変更を申請している間は投資案件に出資できないので、気になる案件がある時は早急に会員登録することをおすすめします。

 

リンプル(Rimple)の取引方法

すべての会員登録が済み、専用ページにログインできるようになったら、ファンド一覧から投資したい案件を探して出資の申し込みをします。

※申し込みの際には、契約成立前書面を確認します。

リンプル(Rimple)の場合、申し込みをした後に抽選が行われ、当選すると登録しているメールアドレスに連絡が届きます。

出資は「不動産特定共同事業契約書 兼 契約成立時書面」の確認をもって契約締結となるので、書面を確認した後、出資金を指定の口座へ入金する形になります。

入金の際、「リアルエステートコイン」と呼ばれるコインを保有している場合は、自動で出資額に充当されます。

その後、振込口座に入金が確認されたら、メールで通知されます。

運用中のファンドの進捗状況などは、メールやファンド情報詳細にて随時確認できるので、チェックしておきましょう。

そして運用終了月の翌月末までに、分配金と出資金が登録の銀行口座に振込まれるシステム。

ファンド運用報告である財産管理報告書もマイページの交付書面に交付されるので、運用中のファンドの状態を常に把握できます。

 

リンプル(Rimple)の源泉徴収と確定申告

ファンドから振り込まれる分配金は、雑所得の対象となり、20.42%の源泉徴収が発生するので注意しましょう。

さらに、分配金の振込手数料は投資家負担となっているので、注意が必要です。

確定申告時に必要な「年間取引報告書」は、取引があった年の翌年1月上旬ごろに交付されるので、必要な場合は各人で確定申告を行う必要があります。

 

リンプル(Rimple)のメリット

都心のマンションに投資できる

最低金額1口1万円から投資できるリンプルですが、魅力的なのは扱っている投資案件です。

リンプルを提供するプロパティエージェント社は、東京23区を中心としたマンション・アパート開発、販売事業に強みを持つ企業。

今まで培ってきたノウハウをもとに投資案件を厳選しているため、実際に募集が開始されている投資案件も秋葉原・新宿・祐天寺など東京23区の投資用マンションが中心です。

現状、リンプル(Rimple)に掲載されている案件は予定利回り年5%前後と業界内でも高水準を誇っています。

運用期間は6ヶ月程度と比較的短期で運用できることも大きな魅力です。今公開されている投資案件はすべて築浅の優良物件ばかり。

魅力的な案件が多いため申し込み数も多く、今は実際に投資がしたくても機会がなかなか得られない状態です。

しかし、今後投資対象となってくるファンドの数も増加してくると期待されており、会員数も増加傾向にあります。

 

情報に透明性がある

募集開始された案件の情報開示がきちんとしているのも、リンプルを利用するメリットの1つ。

住所も公開されているので都内に住む人なら出資を決定する前に立地や周辺環境などの確認も可能です。

築年数や建築構造などもわかりますし、外観を写真で確認することもできます。

部屋の間取りなど細かいところも開示されているので、総合的に投資判断できるようになっています。

 

ポイントが使える

リンプル独自のサービス言えば、「リアルエステートコイン」を使った不動産投資。

「リアルエステートコイン」は1コインにつき1円相当の価値があり、これを使って不動産に投資することができます。

このリアルエステートコインは、他社サービスの各種ポイントから交換することが可能。

永久不滅ポイントなどをリアルエステートコインに交換できるので、余っているポイントでポイント投資ができるのです。

ポイントを活用して不動産投資ができる斬新なシステムは、不動産投資業界で大きな話題になりました。

ただし、リアルエステートコインは、Rimple(リンプル)会員限定で当クラウドファンディングサービスにのみ利用できるコインです。

それゆえ、会員登録をしていないと利用できず、他社ポイントへ交換することや換金も不可。

会員同士での譲渡などもできないので、あくまでもリンプルでの投資資金用途としてのみ利用可能なコインとなります。

 

優先劣後出資を導入している

リンプルでは、優先劣後出資を取り入れています。

優先劣後出資は、「優先される出資」と「そうでない出資」に分けている出資のこと。

優先劣後出資の中で、優先出資にあたる部分は分配金などの利益を優先的に受け取れ、損失を受けた場合は劣後出資の方から損失にあてられるという仕組みです。

リンプルでは、投資家が出資する出資額を全体の70%までと定め、その分を「優先出資」とし、残りの30%をプロパティエージェント株式会社による「劣後出資」としています。

これにより、万が一運用による損失が発生した場合でも、30%までは投資家の元本は守られるのです。

この優先劣後出資を導入しているクラウドファンディングサービスは多いのですが、企業側が30%を負担するのは、業界内でも高水準だと言えるでしょう。

 

リンプル(Rimple)のデメリット

中途解約・中途退会が原則できない

リンプルは、基本的にやむを得ない理由がなければ出資した後の中途解約ができません。

原則退会ができないので、退会前に出資契約の解除が必要となります。

出資契約解除や退会はネット上でできますが、中途でやめられないので資金拘束などのリスクが生じる可能性があります。

 

元本保証などがない

リンプルだけではありませんが、不動産型クラウドファンディングは基本的に元本保証がありません

優先・劣後出資方式により、ファンド総額に対して一定程度の金額(損失個別ファンドごとに設定)は運営元が負担しますが、それ以上の損失は出資した投資家も被ることになります。

また募集金額を下回った場合、ファンドが不成立となることがあります。

不成立の場合出資金額元本は戻りますが、期待した投資ができなくなる可能性も0では言い切れません。

賃料収入がメインのファンドであれば、入居が少なく予定賃料に届かないケースも起こり得ます。

想定される分配金の配分を受けられないこともあり、リターンが期待値以下になる可能性も0ではないのです。

 

投資案件の実績がなく投資判断が難しい

リンプルは始まったばかりのサービスであるため、実際に投資して運用したファンドの実績がいずれもまだ出ていません。

第1号ファンドは2020年3月中旬に募集が開始される予定で、半年程度期間を経ないと本当に利益が期待できるサービスかどうか判断できないデメリットがあります。

予定利回りや運用期間については募集時に確認できますが、実際に運用してどれだけ収益があったのか、損失が出ているのかは今後の状況次第。

過去の実績がなく、他の実績があるクラウドファンディングと比較すると、安全性や利益率面などで投資判断が難しいかもしれません。

 

募集案件が抽選方式

リンプルの投資案件は、すべて募集方法が抽選方式となっています。

募集期間が終了した後に出資が殺到した場合、抽選が行われて当選した人のみが投資できる仕組みです。

言い換えれば、抽選方式なので、募集期間内に申し込みをすれば誰にでも投資できるチャンスがあるという解釈もできるでしょう。

ただし、募集期間内に申し込みをしても必ず投資できるわけではありません。抽選がどのように行われるかは不透明な部分もあります。

さらに、抽選方式の場合は当選したかどうかの決定まで資金を移動することができません。

入金自体は当選してから振り込むことが可能ですが、同時期に他の投資案件に資金を使えないため、機会損失を招く可能性があります。

 

早期償還されるケースがある

リンプルは、不動産の売却利益を投資家含めた関係者で分配します。

不動産を売却するタイミングは全て、運用会社である株式会社プロパティエージェントが決定するので、6ヶ月の運用で利回り4%となっていても、実際は4ヶ月ほどで売却が行われるケースもあるのです(いわゆる早期償還)。

この場合、5月、6月分の分配金を受け取ることはできず、運用期間終了後の翌月末(5月末)の段階で元本が返還されます。

クラウドファンディング形式で投資し、運用をプロに任せるリンプルは、投資家の判断で利益確定の時期を選べないデメリットがあります。

 

リンプル(Rimple)の情報まとめ

リンプルは、まだサービス開始からまもないクラウドファンディングですが、運営元の知名度や信頼性、劣後出資の比率の高さから、かなり人気のサービスとして急浮上しています。

少額投資ができる上、独自のコイン発行や好条件の投資案件を扱っているのが大きな魅力。

最近ではマネーフォワードとの連携を発表して、資産管理の利便性も向上しています。

大きな負債をもたずに投資できる割にリスクが比較的低いため、投資初心者向けのサービスとしてもおすすめできます。

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