コインランドリー投資は儲かる?メリット・デメリット徹底解説

コインランドリー投資は儲かる?

不動産投資の手法の一つとして、コインランドリー投資があります。

小さい土地で開業でき、24時間無人運営できることから、サラリーマンや主婦の副業としても注目を浴びています。

しかしながら、さまざまなデメリットもあるため、知らなければ大きな損失になることも。

コインランドリー投資に興味がある方なら、「コインランドリー投資は実際に儲かるのか」「どのようなメリット・デメリット」があるのかという点は、非常に気になりますよね。

そこで今回は、コインランドリー投資の概要やメリット・デメリットを詳しく解説していきます。

 

コインランドリー投資とは

コインランドリー投資とは、土地や建物を購入・賃貸した後、コインランドリーを設置し、経営する不動産投資手法の一つです。

完全無人で運営する事ができるため、サラリーマンや主婦の副業として人気の高い投資先の一つでもあります。

コインランドリー投資をするには、自分で一からはじめる個人開業と、既存の会社のブランドを借りて経営するフランチャイズの、2つの方法があります。

自分自身で経営し、大きく稼ぎたいという方は個人開業、反対にノウハウやブランドを借りて経営したいという方はフランチャイズが向いているといえるでしょう。

それでは、具体的にコインランドリー投資のメリット・デメリットについて、みていきましょう。

 

コインランドリー投資のメリット

コインランドリー投資の主なメリットは、下記の通りです。

・利回りが高い

・需要が増加している

・小さいスペースで開業できる

・不況に強い

・空室リスクがない

・節税効果が高い

 

利回りが高め

不動産投資の中では、利回りが高めであることが、まずメリットとしてあげられます。

コインランドリーのフランチャイズを展開しているmammaciaoによると、コインランドリー投資の平均的な利回りは、物件を賃貸した場合は15%程度自己保有の物件の場合は20%程度とのこと。

不動産投資の利回りは、コインランドリー投資ほど高くはありません。

実際に、不動産投資サイト大手の楽待の調査によると、一棟アパートの表面利回りは全国で9.1%、東京都内で6.7%となっています。

不動産投資の代表格であるアパート経営よりも、コインランドリー投資の方が高い利回りであるというのは、大きなメリットとしてあげられるでしょう。

 

一人世代や共働き世代の増加により、需要が増加傾向

コインランドリーの需要が増加していることも、メリットとしてあげられます。

市場調査大手の矢野経済研究所によると、2014年度のコインランドリーの市場規模が856億円だったのに対して、2018年度の市場規模は1,086億円と拡大傾向にあります。

市場規模の拡大している要因は、一人世代や共働き世代が増加していることです。

、国立社会保障・人口問題研究所の「日本の世帯数の将来推計(全国推計)2018年推計」によると1990年の単身世帯は9,390万世帯だったのに対して、2015年は16,785万世帯まで増加しています。

また、20207月発行分の男女共同参画白書によると、共働きの世帯数は1980年の専業主婦世帯が1,114万世帯、共働き世帯が614万世帯だったのに対して、2019年には共働きが1,245万世帯、専業主婦世帯が582万世帯と逆転しています。

このように、近年は単身世帯と共働き世帯が増加している傾向があります。

忙しくて洗濯する時間がない主婦の方や、一人分を洗濯するのが面倒な単身の方が、コインランドリーを利用することが多くなったといえるでしょう。

 

小さいスペースで開業できる

コインランドリー投資は、小さいスペースで開業できます。

例えばアパート経営や戸建て経営の場合、まとまった土地が必要となり、少なくても30坪以上なければ、経営する事はできないでしょう。

しかしながら、コインランドリー投資の場合、10坪程度あれば運営が可能なのです。

住宅を建てられるほどのスペースはないけれども、高い利回りを狙いたいという方におすすめの手法と言えるでしょう。

 

不況に強い

コインランドリー投資は、不況に強いとされています。

その理由は、“生活必需サービスである””共働き世帯が多くなる”という2点

洗濯は景気の状況にかかわらず、必ずやらなければなりません。

不況だからといって、洗濯する回数が減るわけではありませんよね。

好不況にかかわらず、一定の需要が担保されているので、コインランドリー投資は不況に強いといわれています。

また、”コインランドリー投資が不況に強い”とされる理由の2つ目に、不況のときは共働き世帯が多くなることが挙げられます。

不況だと夫の給料が下がる傾向にあり、下がった給料を補填するために妻が働きにでるので、共働き世帯が多くなります。

結果、妻が家で洗濯する時間がなくなり、コインランドリーの需要が増えるというわけです。

このように、コインランドリー投資が不況に強い一方で、住居系の不動産投資の場合は状況が異なります。

不況になると入居者は安い家賃のところに引っ越したり、実家に住んだりと住居費を抑える傾向にあります。

また、不動産の売却がしにくくなるなど流動性も低下します。

ですので、コインランドリー投資と比較すると、住居系の不動産投資は不況に弱い傾向にあるといえるでしょう。

 

空室リスクがない

コインランドリー投資には、空室リスクがありません。

機械は常に稼働しているため、収入がゼロになるということはほとんどないといえるでしょう。

不動産投資のように、空室リスクに悩まされることが少ないというのは、メリットとしてあげられます。

 

節税効果が高い

コインランドリー投資は、節税効果が高い投資方法です。

というのも、土地や建物だけではなく、洗濯機や乾燥機などの設備が償却できるためです。

また、コインランドリー投資の場合、中小企業投資促進税制を活用することで、即時償却を行うことができます。

投資金額の70%が即時に償却できるため、節税効果は非常に大きいです。

 

特定の資格などは必要ない

コインランドリー投資をするにあたって、特定の資格は必要ありません。

設備さえあれば、だれでも開始することができます。

しかしながら、クリーニングなどを併設する場合は注意が必要です。

コインランドリーの場合は資格なしで行うことができますが、クリーニングは免許がなければ開業することはできません。

資格がない人がコインランドリーを開業する際は、クリーニング業をしないようにしましょう。

このように、コインランドリー投資には数多くのメリットがあります。

市場規模が拡大しており、利回りも高く、参入障壁も低いので、コインランドリー投資を始める人は増えています。

しかしながら、コインランドリー投資にはデメリットもあることを忘れてはいけません。

次の章では、具体的にコインランドリー投資におけるデメリットを解説していきます。

 

コインランドリー投資のデメリット

コインランドリー投資のデメリットは、下記の通りです。

・設備投資金額が大きい

・売却が難しい

・メンテナンス費用が高い

・無人運営のためトラブルが発生する可能性がある

・天候リスクがある

 

設備投資金額が大きい

コインランドリー投資には、設備投資金額が大きいというデメリットがあります。

その理由は、洗濯機や乾燥機の価格が高額であるから。

12kgの小型の洗濯機でも150万円以上、乾燥機で100万円以上の費用がかかります。

また、大型の洗濯機や乾燥機になると、2倍以上の費用となります。

コインランドリー投資にかかる費用は、それだけではありません。

看板や電気・給排水工事など、さまざまな内装工事もする必要があります。

10坪程度の小型店舗でも最低2,000万円、50坪以上の大型店舗の場合は最低3,000万円以上は必要となるでしょう。

高い設備投資は、大きなデメリットになることは認識しておくべきでしょう。

 

売却が難しい

コインランドリー投資は、売却が難しいというのもデメリットの一つ。

マンションやアパートのような、住居系の不動産を売却するのはそこまで難しくはありません。

というのも、不動産投資家の数が多く、また実際に住む人も購入しようとするので、需要が高いためです。

しかしながら、コインランドリーの場合は、不動産投資家の数と比較すると参入している人が少ないため、需要はそこまで高くありません。

ですので、いざ「物件を手放したい」と思ったときに、なかなか買い手がつかないということは珍しくありません。

事業に失敗したからといって、すぐに撤退ができず、赤字を垂れ流すことがあるという点は注意する必要があります。

また、最終的に事業売却を考えている方にとっても、あまりおすすめできないといえるでしょう。

 

メンテナンス費用が高い

コインランドリー投資は、24時間店を開けていることから、設備が傷みやすく、メンテナンス費用が高額である点もデメリットといえるでしょう。

洗濯機や乾燥機のメンテナンスもさることながら、定期的な清掃給排水管のメンテナンスなども行う必要があります。

さまざまなメンテナンス費用がかかるため、高額になりやすく、経営を圧迫してしまうことも少なくありません。

そのため、事前にメンテナンス費用を積み立てておくなどの対策は必須です。

 

無人運営のためトラブルが発生する可能性がある

コインランドリー投資は、無人運営が可能です。

それゆえに、無人運営ならではのトラブルが発生することがあるというのは注意しなければいけません。

例えば、「両替機の持ち去り」「衣類の盗難」「機械に対するいたずら」などが代表的です。

防犯装置の設置定期的な見回りなど、トラブル防止のための対策が必須といえるでしょう。

 

天候リスクがある

コインランドリー投資には、天候リスクがあります。

つまり、晴れの日が続くと室内で洗濯する家庭が増えるため、コインランドリーを利用しない人が増えるということです。

雨の日と晴れの日では、売上が約1.5倍から2倍近く異なるといわれています。

ですので、晴れの日が続いたときでも、キャッシュアウトしないように、十分なキャッシュを保有しておく必要があります。

 

コインランドリー投資はどんな人に向いている?

コインランドリー投資に向いている人は、下記のような人です。

・ハイリスク・ハイリターンを求めている人

・建物にするだけのスペースがない土地を持っている人

・節税したい人

 

ハイリスク・ハイリターン向け

コインランドリー投資は、不動産投資の中ではハイリスク・ハイリターンな投資です。

理由としては、初期投資の金額が大きく、集客も難しい一方で、高稼働率を維持できれば高い利回りを期待できるためです。

失敗したときのリスクは、非常に大きいといえるでしょう。

一方で、市場規模が拡大しており、利用者が増えているため、今後に期待できる事業であるのは間違いありません。

高い稼働率を維持し、常連客を獲得できれば、大きな収益を上げることができるでしょう。

 

建物にするだけのスペースがない土地を持っている人

土地は持っているが、建物を建てるだけのスペースがないという方に、コインランドリー投資はおすすめです。

コインランドリー投資は、10坪程度の小規模の土地があれば、開業することができます。

そのため、小さな土地を有効活用したい人におすすめです。

 

他の事業で黒字になっており、大きく節税したい人

コインランドリー投資は、即時償却による節税効果が高いため、大きく節税をしたい人におすすめです。

特に、初年度は顧客が少ないこともあり、赤字になる可能性が高いでしょう。

他の事業で大きく黒字になっており、節税したいと思っているのであれば、コインランドリー投資を始めてみることをおすすめします。

 

コインランドリー投資のメリット・デメリットまとめ

今回はコインランドリー投資の内容やメリット・デメリット、どのような人に向いているかということを解説してきました。

ポイントは、下記の通りです。

・コインランドリー投資は洗濯機・乾燥機を貸し出すビジネスモデル

・利回りが高い、無人運営が可能、不況に強いなどのメリットがある

・高額な設備投資がある、売却が難しいなどのデメリットも

・ハイリスク志向の人、小さい土地がある人、節税したい人に向いている

コインランドリー投資は市場規模が拡大している一方で、投資家が少ないので、注目されている不動産活用方法です。

しかしながら、設備投資金額が高く、売却が難しいため成功するのは簡単ではありません。

コインランドリー投資を考えている方は、是非本記事を参考にメリット・デメリットを把握した上で、開業するかどうかの判断してみてはいかがでしょうか。

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